河内音頭やおフェスタ アフターレポート(2016.8.21)

河内音頭やおフェスタチラシ表面 河内音頭の本場、八尾で活躍する音頭取りさんが大集合!

 

「河内音頭やおフェスタ」は平成28(2016)年8月21日(日)に

今年もいきいきとしたステージが繰り広げられました。

 

普段は櫓から聴こえてくる音頭を、華やかなステージとして披露するこの「河内音頭やおフェスタ」

お客様には客席でゆっくりと八尾の魅力、文化資源としての「河内音頭」を鑑賞していただきました。

 

このページでは当日のステージを映像で見ていただけます!

 

 

 

①八尾のこども音頭大使 

「八尾百選景」 より  

「河内音頭こども音頭とり講座」に参加され、「八尾のこども音頭大使」に任命された20名の小学生のみなさんから、

今日は6名がふるさと八尾を詠みこんだ「八尾百選景」を唄います。

演奏は、プリズムホールの河内音頭講座に参加して練習をしてきたみなさんです。

また、夏休みに「踊ろう!河内音頭」に参加した子どもたちが踊りで華を添えます。

<音頭>上之原 陽太・森山 夏音・小山 紗輝・酒谷 穂佳・山下 葵・山本 俊弥 (出演順)

<演奏>(キーボード)池田妃奈夏 樋口 奈恵 (太鼓)神田 涼 (ギター)久乃家夢太

 

 

②橘家 栄枝朗 たちばなや えいしろう

 「恩智音頭八尾の三大伝承音頭の一つ)~河内十人斬り裏話し(河内のあばれ太鼓)

河内十人斬りは、明治26年(1893年)に大阪府南東部の金剛山麓の赤阪水分村で実際に起こった殺人事件です。

金銭と男女間の交際トラブルによって、名前通り10人(実際は11人)が殺害されて当時のビッグニュースとなり、

大阪の伝統芸能である河内音頭の代表的な演目となりました。

この裏話は、定番の河内十人斬りと筋書きが違い、主人公の弥五郎が義兄弟の兄貴分、熊太郎のために、

二世を誓った心の妻、お千代さんと別れて義理を通して命を落とす、悲恋の物語です。

 

<太鼓>垣内博司 <ギター>安武 篤 <三味線>桑舞昇永 <お囃子>橘家夏栄・橘家トモ栄 <踊り>蓮の会

(プロフィール)

橘家 栄枝朗 (たちばなや えいしろう)

大阪府中河内郡加美村(現在は大阪市平野区加美)で生まれ、子どもの頃より河内音頭を聴き歌って育ちました。

平成9年浪曲師、京山幸枝栄師の河内音頭に出会い指導を受けました。平成14年京山幸枝栄一門京山栄枝朗として、八尾本場河内音頭連盟に加盟。平成16年、京山栄枝朗から橘家栄枝朗に改名、現在に至る。

また、八尾の三大伝承音頭の一つ恩智音頭を、保存会の皆様と共に、春は恩智城跡の桜祭り、夏は天王の森・八尾まつりの櫓で音頭をとらせていただいています。

 

 

③椿 秀水 つばき しゅうすい

「神崎東下り」

忠臣蔵の赤穂浪士の一人神崎与五郎則休(かんざきよごろうのりやす)は、主君、浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の仇討ちをするために江戸へと向かいます。その道中の箱根の山で、一杯機嫌の馬方、丑五郎に馬に乗れと因縁をつけられて、一度は刀に手をかけますが、ここが我慢のしどころであろうと、手をついて誤ります。しかし、馬方、丑五郎は腰抜け侍と見て調子に乗り詫状を書けとせまります…。

おなじみの、神崎与五郎則休の堪忍袋の一席です。

 

<太鼓>初音家豊若 <ギター>初音家ひろじ <三味線>初音家つよし <キーボード>初音家かつお <お囃子>初音家さとみ・初音家ひろみ

(プロフィール)

椿 秀水(つばき しゅうすい)

昭和16年、八尾市楽音寺に生まれ。

幼い頃から盆踊りが大好きで、いつの日か河内音頭取りになりたくて、昭和40年に一夕会博利の門下に入門しました。

昭和50年、解散のため、椿秀春門下に入門。平成7年に独立し、椿秀水会を結成しました。

十八番は、「森の石松」「大津絵道中」「一本刀土俵入り」「神崎東下り」「吉良の仁吉」等です。

 

 

④鳴門家 寿美若 なるとや すみわか

舟歌やんれ もず唱平 作詞 三山敏 作曲

泣いて苦界に身を沈めた娘と、その噂に耳をふさいで泣く若い衆のおはなし。

初代桂春団治 道頓堀情話

「芸のためなら女房も泣かす、それがどうした文句があるか」と歌の文句に歌われている、戦前の上方落語界の天才噺家、初代桂春団冶の破天荒な生き様とそれを影で支えた妻の、お浜との夫婦愛の物語。

所属する吉本興業に内緒でラジオ番組に出演し、吉本は謹慎処分とし、財産の差し押さえの仮執行が行われ、この口に紙はって、この私を持っていかはったらという、エピソードは有名である。

 

<太鼓>鳴門家ひろし <ギター>鳴門家寿美宏 <三味線>鳴門家文若 <お囃子>鳴門家寿々佳・鳴門家すずめ

 

(プロフィール)

鳴門家 寿美若(なるとや すみわか)

河内音頭界では珍しく、師匠をもたぬまま独流で芸を蓄え、18歳で鳴門会を結成。

その後地元の八尾市植松町に古くから伝わるヤンレー節と半九郎節(ヘイヘイ音頭)をマスターし、やがて生涯かけて取り組むことになる。

平成4年7月中国・上海での「大阪-上海夏祭り」や平成10年3月東京・国立小劇場での「物語る歌」など国内外の多数のイベントに出演。

平成18年10月、NHKBSデジタルハイビジョンで、「熱狂!河内音頭ヤンレー節・鳴門家寿美若の夏」が放映。河内音頭の本場とよばれている八尾市の、多くの地節と中でも魅力的なヤンレー節伝承の第一人者で、保存と普及に尽力している。

平成24年6月20日テイチク大阪制作宣伝室プロデュース第一弾「舟歌やんれCW絆音頭(ヤンレー節)を全国発売。

平成25年1月10日テイチクレコードより浪速を代表する恒例行事、今宮戎神社十日戎宝恵籠行列に参加する。

(八尾本場河内音頭連盟 理事)

 

⑤八尾のこども音頭大使

八尾百選景 より 

<音頭>杉本 瑞季・西岡 優・長野 鈴・神田 涼・嵩島 愛・高橋 龍生(出演順)

<演奏>(キーボード)池田妃奈夏 樋口 奈恵 (太鼓)中谷 亮太

 

⑥西 ひとみ

ソーラン節~河内十人斬り

現在では、大阪府唯一の村、千早赤阪村で明治26年5月25日に起こった大事件で、河内音頭では当時は、新聞(しんもん)読みに分類されました。

博打(ばくち)打ちの城戸熊太郎とその舎弟の谷弥五郎が、熊太郎の内縁の妻おぬいと、村の顔役の松永傳次郎の弟、虎次郎との男女交際のトラブルがこの物語の始まりで、金銭問題のトラブルから、半殺しにされた熊太郎と弥五郎が、雨の深夜を狙って、松永一家に対し仕返しをし、10人(実際は11人)を殺しました。

二人は襲撃後、金剛山へ逃げ込み警察隊等による包囲から、二人の自害に至るまでの物語です。

明治に起きたこの大事件は、当時1ヵ月後の6月に、道頓堀の五座(朝日座、難波座、中座、弁天座、角座)の中のひとつであった中座で『河内音頭恨白鞘』(かわちおんどうらみのしらさや)として講演され大ヒットとなりました。

「新聞(しんもん)読み」=実際に最近起きた出来事を音頭にすること。

 

<太鼓>垣内博司 <ギター>良ちゃん <三味線>河内野小若丸・美勝勝廣 <お囃子>神崎和子・美勝五十鈴

(プロフィール)

西 ひとみ(にし ひとみ)

昭和63年歌手としてキングレコードからデビュー。同時に故初音家賢次先生の弟子として、新作河内音頭としてオーケストラにて河内音頭「河内十人斬」を発売。

その後、演歌を何曲かリリースし、平成3年「小春情話」そして河内音頭「坂田三吉物語」を同時発売。その後徳間ジャパンに移籍し、「わたし恋おんな」を発売。三善英史氏と「あぶない二人」カップリング曲を発売。 現在も唄と河内音頭で頑張っています。

 

⑦久乃家 勝春 ひさのやかつはる

相撲仁義

大阪阿波座、穀物問屋の阿波家幸助さん。

家業の失敗で、貧しい暮らしをしていたが、餅屋をやろうと相談が決まり、その元手に娘のお雪を見習い芸者に奉公させ、借りたお金が六拾円。

その帰り道、幸助さんが我が子のように力を入れていた横綱「梅谷」にバッタリと出会う。家の事や娘の涙を忘れて、出した祝儀が五拾円。

家に帰って夫婦喧嘩が始まる。さて、餅屋はどうなるのか。

横綱「梅谷」の男の意地と心意気。

幸助餅、誕生までの物語。

 

<太鼓>久乃家勝信 <ギター>久乃家勝正・久乃家夢太 <キーボード>日吉家幸雄 <お囃子>久乃家ひろえ・久乃家えみこ

(プロフィール)

久乃家 勝春(ひさのや かつはる)

初代久乃家勝美師匠に32年前に弟子入りし、河内音頭を一から教えて頂きました。

この度、二代目初美師匠、久乃家会の賛同を受け、久乃家会三代目久乃家勝春を襲名させて頂きました。

河内音頭を聞く楽しさ、踊る楽しさを諸先輩の師匠の方々と共に、一人でも多くの方に伝えて行ければと思っています。

 

⑧信貴一若 しぎかずわか

小桜千太郎

千太郎が頭痛で苦しんでいるところ、国松に助けられる。

一宿一飯の義理と恩義で、敵討ちを手伝うことに…

そこに恋も生まれる…

 

<太鼓>大道とおる <ギター>駒若 <三味線>菊水のぼる <キーボード>日吉家幸雄 <お囃子>信貴郁子・天龍はる子 <踊り>雅会

(プロフィール)

信貴 一若(しぎ かずわか)

昭和22年、八尾市北山本町(現 福万寺町)に生まれ、上之島町北に現住。

子どもの頃から盆踊りが好きで、あちこちの踊り場でよく朝まで踊り、そのうちに河内音頭に憧れ、16歳の時に梅乃家正春師に出会い、入門しました。

後に梅乃家吉春の芸名で修行し、四天王寺会館で初舞台を踏みました。同師の梅乃家会解散後は修行のため、先代の美好家肇師に入門し、十年後の平成3年に、美好家美津次氏や美好家宏若氏と共に信貴会を発足しました。

十八番は、「江戸の小桜千太郎」「中乗り新三」「番場の忠太郎」等です。

(八尾本場河内音頭連盟 理事)

 

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