アフターレポート from FMちゃお vol.3
2023年7月16日
第35回八尾市吹奏楽フェスティバル
7月16日(日)、八尾市文化会館プリズムホール大ホールで「第35回 八尾市吹奏楽フェスティバル」が開催されました。
プリズムホールでは「吹奏楽のまち 八尾」を盛り立て、
吹奏楽の魅力を多くの市民に感じてもらえるような様々な取り組みを実施しています。
この八尾市吹奏楽フェスティバルは、八尾市内の中学校・高校・社会人バンドが一堂に会す、
八尾市内でも最大の吹奏楽イベントです。
出演者も観客もこの日を楽しみに集まり、午前11時の開演から約5時間半、
たっぷりと素敵なハーモニーを楽しまれました。
いよいよ始まります!
午前11時になると、まずは八尾市吹奏楽フェスティバル実行委員長の南高安中学校 辻田忠勝校長先生からご挨拶。
オープニングファンファーレは金光八尾中学校・高等学校吹奏楽部の皆さんです。
プログラムは、
- 龍華中学校吹奏楽部
- 山本高等学校吹奏楽部
- 曙川南中学校吹奏楽部
- 久宝寺中学校吹奏楽部
- 八尾中学校吹奏楽部
- Brass BB
- 金光八尾中学校・高等学校吹奏楽部
- 吹奏楽愛好会バンド・パシフィック
- ぽこ・あ・ぽこアンサンブル
- やおやブラスアンサンブル
- 八尾翠翔高等学校吹奏楽部
- 成法中学校吹奏楽部
- 大正中学校吹奏楽部
- 亀井中学校吹奏楽部
- ゆうかりウインドアンサンブル
- 八尾高等学校吹奏楽部
- いまけんバンド
- 河内ウィンドオーケストラ
- 合同演奏(中学3年生と社会人バンド)
フェスティバルの様子を抜粋してお届け!
団体ごとに年齢も人数もバラバラですが、どの団体も音楽を愛し、楽しんで演奏されています。
コロナ禍を経て人数が3人になってしまったぽこ・あ・ぽこアンサンブルは「3人でも吹奏楽はできる!」と3人と思えないほど力強い音を響かせました。
(写真の真ん中にご注目👀)
イベントの幕開けをファンファーレで飾った金光八尾のステージでは、音楽の魅力だけでなくシロクマが指揮を振るユニークな演出でも魅せてくれました。
学生の皆さんは、コンクールの課題曲をかっちり演奏したのち、もう一曲は雰囲気のがらりと変わったドラマチックな曲や、
ノリのいい曲を披露するなど、それぞれの個性の出る選曲でした。
演奏前の元気いっぱいのMCも、一生懸命練習したのが伝わってきて、客席からは微笑ましいと笑い声があがりました。
(先生の指揮に合わせて息の合った演奏をする生徒の皆さん♪)
また、プリズムホールの「吹奏楽クリニック」でプロの指導を受けた中学校吹奏楽部の皆さんも、
さらに生き生きとフレッシュなパワーのこもった演奏を披露してくれました。
もちろんその他の団体もどの演奏もきらきらした輝きがあり、心揺さぶられるステージでした。
(左:「いまけんバンド」さんの河内音頭のメロディーに合わせて可愛いダンサーたちが会場を盛り上げてくれました❁
右:「河内ウィンドオーケストラ」さんでは動きを使って会場がより楽しく、より一つに!)
社会人の皆さんの演奏では、音楽ができることを楽しんでいる様子が、音からも感じられました。
トークでも観客の皆さんをリラックスさせてくれるなど、会場の一体感が高まりました。
ラストは大迫力の合同演奏!
(総勢100名越えの大迫力の演奏に拍手喝采!!📯👏)
ラストの、河内ウィンドオーケストラと中学生の合同演奏では、中学生3人がソロで演奏する箇所があります。この3人は、有志によるオーデションから決まりました。
素晴らしい経験になったことと思います。
「今回オーデションにもれた学生さんも、皆さん本当にいい演奏で、まっすぐで我々大人にはない音だった」とのこと。
八尾で吹奏楽を頑張る学生の皆さんの今後が楽しみです。
多くの方が運営にかかわる「八尾市吹奏楽フェスティバル」
世代を越えた吹奏楽団体が集まり、自分たちでフェスティバルを作り上げることで、吹奏楽を通じた繋がりを生み出し交流を深めていくこともこのイベントの目的の一つです。
企画・運営は出演団体とプリズムホールで組織された実行委員会が担っており、入り口で受付を担当するのは近畿大学のインターンシップ生や出場する学生さん達。
エレベーター直通の、車椅子の方などのために設けられた受付はプリズム市民サポーターの皆さんが担当されていました。
吹奏楽をきっかけに多くの方が繋がり、吹奏楽を楽しむことでまちに活力が広がっていきます。
今年で35回目を迎えた「吹奏楽フェスティバル」。市民の皆さんの愛情と期待を一身に受け、今年も無事に大成功で幕を閉じました。
来年も再来年も、その次の長い先まで!八尾市の吹奏楽をもっと盛り上げていきましょう!