ITI 演劇を通して世界を見るシリーズ「紛争地域から生まれた演劇」15年企画
『Bad Roadー悪路ー』
原作:ナターリア・ヴォロズビート 翻訳:一川華 翻訳監修:村田真一 演出:生田みゆき(文学座) 演出補:水野玲子(文学座)
舞台はウクライナ東部のドンバス地域。2014年から続くロシアによる侵攻を背景に6つの短編作品が展開される。
「ナタリア氏本人がモデルと想定される作家が前線を訪れた際の思い出を観客に語る独白劇や、ジャーナリストの女性と、
彼女を陵辱する分離派の男性兵士による密室の会話劇など登場人物やシチュエーションは多岐にわたる。
いくつかのエピソードに共通して登場するのが「悪路」だ。
文字通り未舗装の道路として物理的に出てくるだけでなく、他者の心を理解するまでの道筋-つまりは共感やコミュニケーションの難しさのメタファーにもなり得る。
女か男か。親ウクライナか親ロシアか。戦争はさまざまな形で人々の分断を可視化し、悪化させる。」
(一川華/I.T.I.NEWS No.134より引用) ロイヤルコートシアター(英国)にて2017年初演。
公式HPはこちらから
12月8日 14:00 / 19:00
12月9日 11:00 / 15:00
チケットカウンター 9:00~19:00・休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)
【主催】公益社団法人 国際演劇協会日本センター、公益社団法人全国公立文化施設協会
【助成】文化庁文化芸術振興費補助金統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2)|独立行政法人日本芸術文化振興会
【共催】公財八尾市文化振興事業団