八尾が世界に誇る わがまちオペラ かわち歌しばい
「美男におわす八尾地蔵」プレ企画
おしゃべり製作発表&歌唱披露


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おしゃべり製作発表&歌唱披露
「こんなに楽しいオペラ観たことない」ってホンマ!?その真相が明らかに…!
8月24日公演、笑って泣けるかわちの人情オペラ「美男におわす八尾地蔵」の魅力やオペラ製作の裏側を、おしゃべり大好き!キャスト・スタッフが楽しくご紹介。「こんなに楽しいオペラ観たことない」の声続出の、本作のおもしろさを全力でお伝えします!特別ゲストには初演から亡者役の西垣俊朗さん、同じく初演からピアノ担当の藤江圭子さんをお迎えします。本作の思い出のお話をお聞きしながら、西垣さんによる名曲「亡者のアリア」他、キャストによる歌唱もご披露します。“八尾地蔵”のトリコになること間違いなし!のスペシャル企画です。
特別ゲスト
西垣俊朗(初演から亡者役を7回務める)

大阪音楽大学大学院修了。在学中よりテノール歌手、特にバッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」等エヴァンゲリスト歌いとして歌い続けている。オペラではモーツァルトやロッシーニの主役を東京オペラ・プロデュース、関西二期会、大阪音大オペラ・ハウス等で好演。「美男におわす八尾地蔵」亡者、「夕鶴」与ひょう、「金閣寺」柏木、「黄金の国」のろ作、「源氏物語」光源氏を好演。1984年度 神戸文化奨励賞、1994年度 兵庫県芸術奨励賞受賞。現在、関西二期会理事。
ピアノ:藤江圭子(初演からピアノを7回担当)

相愛女子大学(現・相愛大学)音楽学部ピアノ専攻卒業。卒業後、武庫川女子大学音楽学部伴奏要員として45年勤務。2022年8月【演奏生活45周年記念コンサート】を開催。摂津音楽祭伴奏賞、第38回神戸灘ライオンズクラブ50周年記念特別音楽賞、第35回音楽クリティック・クラブ本賞受賞。
登壇
牧村邦彦(指揮)
志賀山勢州(演出・振付)
大久保充代(八尾市文化会館 館長)
唐谷裕子(演出助手)
中川正崇(亡者役)
晴雅彦(地蔵役)
福嶋勲(閻魔役)
日程
令和7(2025)年8月2日(土)15:00~16:15
会場
八尾市文化会館(プリズムホール)5階レセプションホール
入場料
無料
定員
70名(先着順)
お申込み
電話・申込フォーム
7月2日(水)10:00~(先着順)
作品とテーマ
自分は善行というものには縁がないなぁという亡者に、「どんな人でも一つくらいは良いことをしていなさるもんや」と地蔵は言います。相手のいいところを認め、受け入れることの尊さを解きますが、さて閻魔はどう裁きを下すのか…。
笑うて、泣いて、これがかわちの人情オペラや!!
登場人物&聴きドコロ紹介
亡者
酒呑みで女房を泣かせてばかり。玉串川に落ちて死んでしまう。
聴きドコロ♪亡者のアリア
自分がええ人間なんやと教わり、亡き母に歌う名曲。しみじみと心に響くメロディと歌詞に、ホロリと涙する前半のハイライト。
和物もコメディもお任せあれ!師匠より役を受け継いだ (中川正崇)
地蔵
慈悲深く、チャーミングで美男子。八尾の常光寺のご本尊で、日本の三地蔵の一つと言われる。
聴きドコロ♪地蔵のロック
作品最大の見せ場となる必見のお楽しみシーン♪オペラの常識も、お地蔵さまのイメージも、180度覆す衝撃の展開に!?
唯一無二の魅力でタイトルロールはこの人しかいない!! (晴雅彦)
閻魔
威厳に満ち、正義公正。地蔵と過去に何かがあったらしい…
聴きドコロ♪閻魔のアリア
亡者が携えていた地蔵の文を読み、懐かしく恋しい地蔵との思い出がよみがえる。二人の関係性が次第に明らかになるシーン。
重々しい登場シーンと後半のギャップがたまらない! (福嶋勲)
八尾出身のスタッフ
指揮・演出・演出助手の3人は八尾出身者!
本作では、オペラ指揮者として国内各地で活躍する牧村邦彦さん、初演から演出・振付・プロデューサーを務めてきた舞踊家の志賀山勢州さん、そしてオペラ演出家として活躍する唐谷裕子さんの3名の八尾出身者がタッグを組みます。
こんなに上演を重ねる地域オペラはない (牧村邦彦)
意気込みをお願いします。
「やっと自分の番が回ってきた!という思いです(笑)作品が生まれた経緯や制作の歴史を知るにつけ、沢山の創作オペラの誕生に関わってきた私に、このタイミングで指揮が回ってきたことの御縁に感謝です」
作品の魅力について
「日本広しといえども、8回も再演できる地方制作オペラは、先ず有りません。プリズムホールと八尾の皆さんが大切に育ててきた意気込みと熱を感じます。昭和の時代に流行った、キューバン・ルンバやタンゴ、ブギウギなどが上手くアレンジされ、かつ現在でも斬新な和音と流麗なメロディー。作曲者中村先生のセンスが光ります」
プロフィール:牧村邦彦
オペラを通して、札幌響から琉球フィルまでを指揮し、全国のオペラ団体と共演。「オテロ」「トゥーランドット」など大規模な作品から室内オペラまで80を超えるレパートリーを持ち、各団体の演奏評価に功績。佐川吉男音楽賞、三菱UFJ信託音楽賞等、舞台芸術界の重要な賞を数回授賞している。中でも兵庫県川西市の「みつなかオペラ」を30年に渡り音楽監督として先導、その功績に川西文化賞を授賞した。現在、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団正指揮者。大阪芸術大学客員教授。
人間、一生懸命生きることが大切 (志賀山勢州)
この作品で伝えたいこと、大切にしたいことは?
「人間、一生懸命生きることが大切」 ということです。人生いいことも悪いこともあるけれど、その時に自分の力を尽くすことが大事。命の大切さを後世に伝えていきたいです。この作品がその時代に合わせて、いつまでも生き続けてほしいです。キャスト・スタッフが一生懸命この作品のために頑張ってくれることを願っています
プロフィール:志賀山勢州
日本舞踊志賀山流の舞踊家。八尾市日本舞踊協会会長。’72年から12回にわたり、外務省及び国際交流基金の文化使節、舞踊親善大使として世界芸術フェスティバルなどで101回の海外公演を行う〝せしゅう・ぐるーぷ〞代表として舞台活動のほか、演劇、舞踊会、オペラ公演などの企画・構成・振付・演出等広く活動。’91年八尾市文化賞受賞。